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【お墓じまいのQ&A】お墓じまい後の遺骨はどうする?

お墓じまいの3大要素のひとつに、お墓じまい後の遺骨はどうする?という問題があります。


お墓じまいをする時に、もとの墓地に遺骨を埋めてくる(残してくる)はNGだと以前「お墓じまいのQ&A⑥」でお話ししましたが、では、ご遺骨はどうするのが一番よいでしょうか?


お墓じまい後の遺骨はどうするか、こちらも大きく分けて3つの選択肢があります。


お墓じまい後の遺骨はどうする?

◯新しい埋葬先をさがす

◯自然に還す

◯自宅で供養する


それぞれ費用も異なれば、メリットデメリットがあるので、どれが良いかは、ご家族の状況やお考えごとにことなります。


ひとつ一つの詳細は次回以降に詳しくお話ししますが、まずはざっと、特徴と費用、メリットデメリットを見比べたいと思います。


お墓じまい後の遺骨の供養

◯新しい埋葬先をさがす

・永代供養、合同墓、樹木葬など

・費用:数万円〜数百万まで様々。

・メリット:選択肢が多い。

・デメリット:費用が高額になる時がある。管理がしっかりしていないとトラブルになることがある。


◯自然に還す

・海洋散骨、宇宙葬など

・費用:10万円前後〜数十万円

・メリット:その後の供養を考えなくてよくなる。イメージが良い。

・デメリット:お参りできる場所がなくなる。後から遺骨を取り戻すことができない。


◯自宅で供養する

・手元供養

・費用:数万円〜数十万円

・メリット:いつでも好きな時にお参りできる。費用を安価に抑えられる。

・デメリット:自宅において置けなくなった時には、遺骨の次の供養方法を考える必要がある。


どれかひとつを選ぶ必要はなく、例えば、散骨しつつ、一部を手元供養する。

というのもひとつの方法です。


お子様がいるかいないか、お住まいの土地柄、交通手段の有無などによって、どの方法が良いかはご家族ごとに異なります。


最近、本当にたくさんの選択肢が増えてきたのは良いことだと思いますが、散骨や合同供養は一度おこなうと後から後悔してもやり直しができません。同時に、納骨堂の破綻など、トラブルを耳にすることも増えてきました。

迷われたら、お墓じまいを担当する石材店さんにご相談ください。

第三者の視点で、相談にのってくれると思います🌸


お墓じまい後の遺骨の供養

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